ブナ科の樹

2021年06月02日

 さて 今回は似た者同士の葉をご覧ください!

 ブナ科の樹木で、皆さんアチコチで目にされていますが・・・・意外とご存じ無いかと思います。


  ブナ科 クリ属の クリ(栗)と 同科コナラ属の クヌギ(椚)です。


ブナ科の樹
 上が クヌギで 下がクリの葉です。

ブナ科の樹
 此方も同じ並びで、はの裏側です。  下側のクリが少し白っぽいかな? 位でそんなに差が有る様に
 見え無いでしょう…


 でも悠ちゃんには判るのです…  最近ですが勉強した結果です。

 その違いの一つは、鋸歯の差なのです。

 鋸歯と云うのは、葉の縁に有るギザギザの事です。   種類により色んな形が有り、勿論 無い葉も有りまして

 同定する時の手掛かりの一つになる物です。


 


ブナ科の樹
 左がクヌギで、右がクリです。  分かるかなな~~~?


 少し分かり辛いので、悠ちゃんが図鑑に挟んでた以前のクリの葉の見本を拡大してみました。
ブナ科の樹
 既に乾燥仕切ってちゃいろですが・・・・ その特徴は善~く判りますね…



 即ち、クヌギの鋸歯は先っぽが針の様になり黄色い色をしているのに対し、クリの鋸歯は先まで緑色を

 しているのが、大きな差です。

 

 クヌギと同科、同属の・・・正に兄弟とも云うべき アベマキが有ります。

  葉の形や、鋸歯の形も殆ど同じです。  葉の裏側がクヌギに較べてもっと白い!

  落葉して枯れた葉なら更に其の白さが目立ちます。  樹皮のコルク層が発達し、指で押せば凹む程

 柔らかです。


 一度、実物で確かめて見て下さい!kao_22kao_22kao_16










Posted by 悠ちゃん3 at 15:48│Comments(5)
この記事へのコメント
今日はかなり専門的なお話でした

鋸歯と言う言葉は何となく知っていましたが
ここまで細かく分類されるとは!

勉強になりました
Posted by まつわまつわ at 2021年06月02日 17:02
面白い
面白い
葉っぱってこんなに似てるようで違いがあるなんて・・・・

葉っぱで わたしは なんのたれべいって
名乗っているみたいで ひとつひとつ違いがあるんですね

なぜそういう形の葉っぱになっているかも
わけがありそうですね・・・・・
Posted by ねこねこ at 2021年06月02日 19:23
まつわさん~

 自然に興味を持って頂き・・・良かったです。
悠ちゃんも偶々、そんな事を知る機会が有り・・・ 次第に自然観察の勉強をする事となったのでした。   元々 アウトドア派でしたので、正に打ってつけ!!!

ご興味が有れば、何時でも連絡を下さい!   お誘いしますので~~~
Posted by 悠ちゃん3悠ちゃん3 at 2021年06月03日 14:49
ねこさん~   そうなんです。  葉っぱだけでなく、花や種や樹皮でも見分けますよ~~~
面白い自然観察です。  一度ご一緒しませんか?
ご案内しますよ~~~
Posted by 悠ちゃん3悠ちゃん3 at 2021年06月03日 14:51
悠ちゃん3さん

ありがとうございます
元気なら いろいろ教えてもらって勉強させてもらえるのに
膝の手術待ちで杖をついてやっと歩いているような
そんなことでは ままなりません

手術ができて よくなり歩けるようになったら
おねがいできるかもしれません

ありがとうございました
Posted by ねこねこ at 2021年06月03日 15:35
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